梅毒の感染経路

性的接触
梅毒の最も一般的な感染経路は、性器、肛門、口などの粘膜を通して起こる性的接触です。
梅毒の病原体であるトレポネーマ・パリダムは、性器、肛門、口などの粘膜に存在し、性行為を通じて感染します。
感染した人の体液(精液、膣分泌液、血液など)に含まれるトレポネーマ・パリダムが、傷や粘膜から相手の体内に侵入することで感染が成立します。
母子感染
妊娠中に母親が梅毒に感染している場合、胎盤を通じて胎児に感染する可能性があります。
母子感染は、妊娠後期に起こることが多く、胎児に先天性梅毒を引き起こす可能性があります。
先天性梅毒は、様々な障害を引き起こす可能性があり、重症化すると死亡することもあります。
感染リスクのある行動
梅毒の感染リスクを高める行動には、以下のようなものがあります。
- 複数の性のパートナーを持つこと
- 性感染症の検査を受けていないパートナーと性行為をすること
- コンドームを使用せずに性行為をすること
- 妊娠中に梅毒の検査を受けていないこと
梅毒の感染リスクを減らすためには、これらの行動を避けることが重要です。
梅毒はどうやって感染するのですか?

梅毒は、感染した人の体液(精液、膣分泌液、血液など)に含まれるトレポネーマ・パリダムが、傷や粘膜から相手の体内に侵入することで感染します。
性器、肛門、口などの粘膜を通して起こる性的接触が最も一般的な感染経路です。
梅毒は風呂でうつりますか?

梅毒は、風呂やプールなどの公共の場では感染しません。
梅毒の病原体であるトレポネーマ・パリダムは、水の中では生きることができません。
ただし、感染した人の体液が風呂やプールなどの公共の場に付着している場合、その体液に触れることで感染する可能性はあります。
梅毒はキスでもうつりますか?

梅毒は、キスでも感染する可能性があります。
ただし、キスだけで感染する確率は、性行為による感染に比べて非常に低いです。
梅毒の病原体であるトレポネーマ・パリダムは、口の中に存在する場合があります。
感染した人の口の中に傷や粘膜がある場合、キスを通じて相手の口の中にトレポネーマ・パリダムが侵入し、感染する可能性があります。
ゴムありでも梅毒は感染しますか?

ゴムありでも梅毒は感染する可能性があります。
コンドームは、性器への感染を防ぐ効果はありますが、梅毒の病原体であるトレポネーマ・パリダムは、コンドームで覆われていない部分からも感染する可能性があります。
また、コンドームが破れたり、外れたりした場合も、感染する可能性があります。
梅毒の感染リスクを減らすためには、コンドームを正しく使用することが重要です。
コンドームを使用する際には、破れや外れがないかを確認し、正しい使用方法に従うようにしましょう。
梅毒は、早期に治療すれば完治する病気です。梅毒の症状が出た場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
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